三つの「脳」を使い分ける 前編

こんばんは!

突然ですが、「洋裁の仕事をしている人」って、どんなイメージを持ちますか?

私の場合、人から頂く言葉は様々です。

  • すごーい!クリエイティブな仕事だね!
  • 洋裁出来る人って、頭いいよね?
  • 手が起用で羨ましい!私なんて雑巾も縫えないもん^^;

どうでしょう?
皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか。

これらのイメージは良く考えてみると、洋裁に不可欠な3つの要素と関係しているように思います。
それは・・・

  1. デザイン
  2. パターンメイキング
  3. 縫製

アパレル業界ではこの3つはほとんどの場合、分業です。
「デザイナー」「パタンナー」「縫製技術者」がその仕事を担います。

ですが、私のような個人のオーダー職人や趣味の洋裁愛好家の皆さんは、この3つ全てを一人で行う事になります。

ところで、この3つの分野ではそれぞれ必要とされる能力(脳力)に違いがあります。
それを仮に次のように定義してみましょう。

1.デザイン
創造性や独創性など、芸術的な能力。
一般的に「右脳」を使って処理すると言われている。

2.パターンメイキング
分析や計算など論理的な能力。
一般的に「左脳」の得意分野と言われている。

3.縫製
忠実で正確無比な作業を淡々と行う能力。
ある意味「ロボット脳」と言う事ができる。

 

この中のすべての能力が高い、という恵まれた方もいらっしゃるでしょう。
ですが、たいていの方はこの3つのうち、得意なものがあったり、ちょっと苦手なものがあったりしますよね?
それはある意味当然の事だと言えます。
けれど、「脳」の使い方を意識的に変えることで、この3つのパフォーマンスをぐっと上げる事ができるんですよ(^^)/

では「意識的に変える」、とはどういうことでしょうか。
もう少し詳しくお話しますね。

この3つのタイプの脳力は大なり小なり、誰にでも持ち合わせている物です。
ただし、これらは同時に力を発揮することはできません。
それは、それぞれがブレーキをかけあってしまうからです。
だから、一つの能力のパフォーマンスを上げたいと思うなら、他の2つの脳力を意識的に封じる事が必要です。
ブレーキが外れると、今まで自分には存在しないと思い込んでいた脳力が目を覚まし始めます。

自分の中の優秀な3人のクリエーターを自在に操る。
そんな事ができたら良いと思いませんか?

大丈夫!!できます(^O^)/

次回は科学的な研究や実践方法、実際に私がやっている具体的な方法についてお話していきたいと思います♪

ではまた(^.^)/~~~

 

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