ボタンをリメイク Part3

こんばんは~(^o^)丿

これまで、「使わずに家で眠っているボタンをリメイクして使いましょう」、というご提案をしてきました。

もしご覧になっていらっしゃらない方は「**ボタンをリメイク**」「ボタンをリメイク Part2」も御一読くださいm(_ _)m

Part2ではただの白い貝ボタンをウッドボタン風に加工致しましたが、こちらがとても好評でした。
と言うのも、ウッドボタンはどんな生地にも合わせやすいから、という事なんです。
確かにボタンは生地の色に合わせるのが一般的ですが、茶のウッドボタンなら生地の色を問わず使えて便利ですよね。

でもウッドボタンって、売ってそうであまり売ってない・・・というか、比較的大きな手芸店でも大きさや形のバリエーションは少ないような気がします。
だったら使ってないボタンはとりあえずウッドボタン風にリメイクしておけばいいんじゃない?

そんな風に考えていたある日、たまたま図書館で草木染に関する本を読んでいたら「布を煮染めする時にボタンも一緒に染める」、という記述がありました。

「ボタンって煮て染める事ができるんだ!」
アクリル絵の具で染めるしか頭に無かった私にとって新たな発見でした。

 

そうとわかったら、さっそく実験です。

煮染め、というと貝ボタンは染まらないような気がしますよね。
樹脂ボタンの方が色が入りやすい気がします。
なので、こんなチープな感じの白いボタン、これで試してみる事にしました♪

 

まずは、今までと同じように表面をヤスってザラつかせます。
今回はたまたま100均で見つけた「スポンジサンダー」という物を使ってみます。

 

それから、目打ちの先でキズを付けて木目のような模様を付けます。
規則的にならないようにランダムに(テキトーに)。

 

いよいよお鍋で煮ていきます♪
ウッド色に染める、と言ったら、やっぱりこれでしょう!

「インスタントコーヒー」を使います♪

濃さはよくわからないので、テキトーです。
150ccくらいの水に大匙山盛り三杯くらい入れました。
火にかけ煮溶かしてから、ここにボタンを投入し、とろ火にします。

5分くらいでうっすら色が付き始め、30分くらいでここまで染まりました!

初めてにしてはなかなか良い感じ。
キッチンは濃厚な珈琲の香りで充満しています(*^▽^*)

 

ボタンが煮て染まる事は実験でわかりました。
ただし、このまま洋服に付けて洗濯したら、色落ちしないんでしょうか?・・・
ちょっと心配です。

そこで、これでコーティングする事にしました!

「柿渋」です♪

柿渋は皆さんご存じだと思いますが、渋柿の実を潰して発酵させ、濾し取った液体です。
昔から布を染めたり、木製品や和紙の塗装などに使われています。
「タンニン」という成分が含まれていて、独特の色艶があり、乾くと耐水性も得られます。
柿渋はホームセンターやDIYのお店、画材店などで手軽に手に入ります。
もちろんネットでも多数販売されています。

 

 

という事で、柿渋を何度か重ね塗りをしてみました。

 

どうでしょう?
かなりいい感じではないですか?
もうウッドボタンにしか見えませんよね(^_^)v

 

この実験で気を良くした私は、「この際、いっぺんに染めてしまおう!」と思い、使ってない在庫ボタンの山から樹脂製の白いボタンをかき集めて、同じように鍋に投入して、煮染めを始めました。

ところが!・・・

今回は染まる物もあれば、染まらない物もあったのです。

どのボタンも同じ白系の樹脂ボタンでした。
それが、「まっ茶っ茶になったもの」、「うす茶色になったもの」、「まったく染まらないもの」と、染まり具合はさまざまです。

樹脂ボタンと言っても、素材がポリエステルだったり、アクリル、ナイロンなど色々な物がありますし、硬さや密度などの違いで染まりやすさが違うのかもしれません。

 

そうか~・・・
やってみないとわからないものですね。

で、この中で染まりの良かった物を柿渋仕上げにしてみました。

染まらなかった物は、やはりアクリル絵の具などでペイントするのが良いようです。

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と言うわけで、ボタンをリメイクPart3、いかがでしたでしょうか?
レジンやアクリル絵の具を使い慣れない方も、気軽に試してみてください♪

次回は「アイアンボタン」(金属ボタン)風な加工にトライしてみようかと考えています。

お楽しみに~\(^o^)/

 

 

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