こんにちは~!
先日はTシャツの「アンモナイト絞り藍染」に挑戦した、とご報告しましたね。
一度建てた藍液は、保存して再利用ができるので、また何か染めてみようと思いました。
あのTシャツは結果良しではありましたが、予定としてはもっとしっかりと濃く染めるつもりだったのです。
濃くならなかったのは何に原因があるのか検証してみたい、というのもあります。
新宿オカダヤさんの旧生地館(現在建て替えのため生地売り場はアルタに移転しています)の店頭に並んでいる特売ニットの中から、模様編み風のちょっと素敵な生地を見つけました。
着てラクチンなホームウエアでも作りたいな、と思っていたのですが、ただのスムームニットよりはおしゃれな感じで良さそうです。
お値段もとってもお買い得だったので、購入しました。
ちょっとロング丈のチュニック風Tシャツと、七分丈スパッツを縫い始めたのですが、大方出来上がってから着てみると、色が薄いので、なんだかパジャマのようです(;^ω^)
という事で、このTシャツとスパッツを藍染で変身させてしまう事にしました!
今回染めるに当たって、前回の反省を踏まえ、出来るだけ濃色に染めたいと思います。
ただし、濃紺は実は私はあまり似合わない色なので、藍染の後にもう一工夫してみようと考えていますが、詳しくは後ほど。。。
前回ぴったりとフタができるポリバケツに保管しておいた藍液。
何日も経っていないので、見る限り状態は変わりませんが、あの藍独特の「どぶ臭い」ニオイが増している💦
あ~、これがなきゃね・・・
さて、前回濃く染まらなかった原因を自分なりに三つ考えていました。
- 水分量に対して藍の量が少なかった(低濃度)
- アルカリ度が足りず、インジゴが十分に抽出されていなかった
- 空気にさらして発色させる時間が短すぎた
藍液の色の状態を見ながら「ソーダ灰」と「ハイドロ」を追加し、様子を見ると、前回ほとんど見られなかった泡が立っていました。これは良いサインです。
やはり前回はアルカリ度が足りなかったようです。
濃度が足りないようなら藍も足そうと思っていたのですが、とりあえずこれでやってみようと思います。
染め始めると、明らかに前回より染め付きが改善されているように見えます。
そして発色時間も、前回は2~3分だったのを7~8分にしてみました。
するとだいぶしっかりと紺色に染まりました!
という事で、染め上がりはこんな感じ。
さて、先述した「ひと工夫」ですが、草木染に詳しい生徒さんに教えてもらった方法を試してみることにします。
「青+黄=緑」
つまり藍で染めた後、黄色系の染料で重ね染めをすると緑色になる・・・らしい。
「加法混色」の原理ですね。
実はこれは過去に実験済み。
かなり鮮やかな緑が出せました。
でも今回は鮮やかな緑よりも紺と緑の中間くらいの深い色にしたいと思います。
という事で重ねる染料は黄色ではなく、金茶にしました。
生徒さんに頂いた「マイゲー」というインドの染料。これを使います。
これを煮出した液でしばらく煮染めし、みょうばんで媒染しました。
すると何とも言えない素敵な色になりました♪
先ほどの写真と比べると、明らかに変わりましたよね?
乾いてから仕上げ縫いをして試着。
どうでしょう?
この色、なかなか気に入りました💛
というわけで、藍染に挑戦、第二弾。如何でしたでしょうか?
1回目よりは2回目。2回目よりは3回目。
回数をこなすうちに色々とわかってくる事が増えるのでしょうね。
近いうちに、ぜひまた挑戦したいと思います♪
それではまた~(^^)/
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