セスキ炭酸ソーダ

こんにちは~(^^)

今日はタイトルにある「セスキ炭酸ソーダ」についてお話してみたいと思います。

セスキ炭酸ソーダ(またはセスキ炭酸ナトリウム)はお掃除やお洗濯に使えるアルカリ剤です。
すでに使っている方もいらっしゃるかもしれないですね。
環境負荷が少ないので、自然志向派の方だけでなく、若い方の中にも愛用者が増えているようです。

同じような弱アルカリの物に「重曹」があります。
「お掃除に重曹を使おう」と、以前さかんにテレビやネットで紹介されましたね。
セスキは成分的には重曹と似ていますが、セスキの方がアルカリ度が高めです。
そのため、油脂やたんぱく質を落とす効果に優れています。
また、セスキは水にも良く溶ける、という点でも、使い勝手が良いポイントです。

 

では、実際に私がどのように使っているかをご紹介していきますね。

 

【キッチン編】

まず、セスキの事をご説明する前に、ちょっと私の事をお話しします。

それは30数年前。
家事をやるようになって間もなく、恐ろしいほどの手荒れに悩まされました。
指先や指の関節の至る所がパックリと割れ、血が滲んでいました。
色々調べていくうちに「合成洗剤」が原因では?と思い始め、洗濯洗剤とキッチン洗剤をすべて「せっけん」に切り替えました。
すると、あれほど酷かった手荒れがすっかり治ったのです!
以来、冬場でも手荒れとは無縁になりました。

ちなみに私は「せっけん素地100%」の無添加固形せっけんを食器洗い用に使っています。
この固形せっけんはお風呂せっけんとしても使っています。
環境にやさしく手荒れ予防にも最適なせっけんですが、ひどい油汚れは落ちにくいのが難点です。

そんな時にセスキの登場です!
500mlの水に小さじ1程度のセスキを水で溶かしたものを作っておき、油汚れのひどい食器にスプレーします。
その後、普通にせっけんで洗うと、油汚れがスッキリ落ちるのです!
プラスチックのタッパーなどは何度洗ってもベタベタが取れない事ってありますよね?
そんな時にぜひ試してみてください。
その効果にちょっとびっくりしますよ♪

レンジ周りや換気扇周りの汚れにもスプレーしてふき取るだけ。
強力な洗剤を使わなくても、環境にやさしいセスキだけでかなりの汚れに対応できるのです。

 

【お洗濯編】

肌着のようにたいして汚れておらず、「汗をかいただけ」というような洗濯物はセスキだけで十分きれいになります。
私はバケツに5リットル程度の水と大匙1程度のセスキを溶かして手でじゃぶじゃぶと洗います。
その後、2~3回すすいで、普通に脱水するだけです。
洗濯機でその他の普通のお洗濯をしている間に肌着類を手洗いすれば、水や洗剤、そして時間の節約にもなります。
また、襟の内側のような部分的な汚れには、先述したセスキ水溶液をスプレーしてしばらく置いてから洗うときれいになります。

セスキ洗濯で注意したいのは、セスキには「漂白作用」や「除菌作用」は無い、という事。
汚れ落ちを期待するなら、普通に洗剤やせっけんを使い、時には「酸素系漂白剤」を併用するのがおすすめです。
除菌については以前取り上げた「ミョウバン水」が効果的です。
上記のバケツ洗いならすすぎの時に大匙2~3杯のミョウバン水を入れる事で、アルミニウムの除菌・消臭効果を期待できます。
(ミョウバン水の作り方や除菌効果についてはこちらの投稿をご覧ください)

 

このようにお掃除やお洗濯に色々使える、環境にやさしい「セスキ炭酸ソーダ」はお財布にもやさしいのが嬉しいですね。
洗剤の香料が苦手な方(私もそうで~す)にも、無香料のセスキは嬉しいアイテムです。
ぜひ一度お使いになってみてください!

 

それではまた~(^^)/

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