洋裁小物をレビュー! Part1

こんにちは(^^)/

洋裁の仕事に必要な生地やら糸やら、針やら・・・
その他もろもろを買うために利用するのが、新宿オカダヤさん。
1ヵ所でほとんどの物が揃うので、昔からずっとお世話になっております。

必要な物を買い終わった後も、何か目新しい物がないかと、キョロキョロするのも楽しみの一つです。

そんな風に、昨日も買う予定の無かった洋裁小物を2点ほど購入致しました。
それは、目新しい物ではありませんが、今までは「自分には必要ないかな」と思っていた物。

でも、本当に必要ないのか?それとも本当はとっても便利な物なのか?
実際に使ってみなければわかりません。
というわけで、いざ検証!

 

***その1***

クロバー「幅広ひも通し」

 

ひもや細いゴムなどを通すための道具はたいてい皆さんお持ちだと思います。
でも幅の広い平ゴムなどの場合はどうされているでしょうか。

こんなのとか?・・・

こんなのとか?・・・

上の赤い物はゴムを通す穴が狭いので、2つ折りにしないと挟めません。
でもそうするとゴムに折りぐせを付けてしまうことに。
下の金属製の物はゴムのホールドが甘く、途中で外れてイライラする事も。
挟む幅が狭いので途中でねじれてしまったり。。。

今までの私は、幅広ゴムには先端に大きめの安全ピンを付けて通していました。
こんな感じで。。。

ただ、安全ピン自体は長くないので、使い安いというわけではありません。
必要不十分という感じ。

で、今日買ってきた「幅広ひも通し」をさっそく試してみることに。

ゴムを挟む部分の幅が15mm、全長は75mm。
先端は細くなっていて、丸みが付いています。
中央の赤いピンを押し下げる事で、挟んだゴムがしっかりとホールドされる仕組みです。

ホールドの仕組みは、前にご覧いただいた細ゴム用の物(金属製の方)と似ていますが、こちらは赤いピンを下まで押し下げるとロックされ、ピンが戻って来ないようになっています。

ためしにゴムを挟んで手で引っ張ってみましたが、どんなに強く引っ張ってもはずれる事はありませんでした。
2枚板に付けられたの独特な角度と、金属の強度との絶妙なバランスでピンがロックされる仕組み。
これを考えた人は天才です!!

実際に、すべりの悪そうなニット地でゴム通しをしてみました。

写真は2cm幅の平ゴムを使用しました。
生地のゴム通し部分は2.5cmの幅に縫っています。
滑りもよく、ゴムも折り曲がらず、もちろん途中ではずれる事もなく、とてもスムーズな使い心地でした!

それにしても、 この商品のピンロックの仕組み、素晴らしいです!
私的には、ここが1番気に入ったポイントでした♪

よって

 

***その2***

クロバー「アイロン定規」

 

これはヘムを折ったりする時に、生地に挟み込んでアイロンがかけられる定規です。
目盛りが付いているので、物差しを使わなくても一定の幅に簡単に折る事ができます。
かなり昔から存在は知っていましたが、私自身は「無くても大丈夫」と思っていた物。

確かに、寸法的な事は物差しを使えば正確に折る事は可能です。
ただ、生地によっては1cm以下の細い幅を真っすぐに折るのは結構難しかったりします。
厚紙を当てて縁に沿って折れば真っすぐに折れますし、今まではそうやってきましたが、これに目盛りが付いていたら確かに便利かもね。

実際に張りのあるポリエステルシャンタンの生地で試してみました。

この定規には1cm四方の方眼に加えて、0.5cm刻みのサブライン、そして0.8cmのラインがあります。
写真は0.8cmラインに沿って折っているところですが、真っすぐに折りづらい細幅でもきれいに折る事ができました!

ちなみに使ってみる前は、定規自体の厚みのためにしっかり折れなかったり、誤差ができるのでは、と思っていたのですが、そんなことはありませんでした。
誤差はゼロではありませんが、それは生地によって微調整すれば済む事。
スチームを使っても全く問題ありません。

おまけとして、ポケットの丸みをアイロンする際に使えそうなカーブの部分もあります。
これは半径2cmの円周の四分の一に相当します。
作図にもアイロンにも利用できて便利そうですね。

というわけで、これも

 

無くても済むけど、使えば便利な洋裁小道具、他にもまだまだありそうです。
これからも少しずつ検証を続けていこうと思っています(#^^#)

近くに洋裁材料店が無い方は通販をご利用ください。

それではまた~(^^♪

#クロバー幅広ひも通し #クロバーアイロン定規