こんにちは~♪
今日のテーマは「衣類スチーマー」。
衣類スチーマーが出始めた頃は色々話題になりましたが、今はもう目新しくもありません。
なぜ今?
と思われるかもしれませんね(笑)。
でも、今まで衣類スチーマーを使ってこなかったのには理由があるのです。
そもそも、この手の物は「アイロンが苦手な人が使う物」と思っていました。
洋裁で日頃アイロンを使い慣れている人は必要ないんじゃない?
そう思っていたからです。
Butしかし!
洋服を作る過程で縫い代を割ったり、倒したり、折ったり、という作業は私たちはお手の物。
けれど、完成した洋服は平面の布ではなく、立体の複雑な形になっています。
これを平らなアイロン台に広げてアイロンするって、本当は結構むずかしい事なんです。
仕事のアイロンは全く苦にならないのに、ワイシャツやスラックスのアイロンがけは気が重い・・・
また、ドレスのような面積の大きな服はアイロン台に広げるのも一苦労。
ハンガーにかけたままアイロンすることも理屈では可能ですが、私の使っている工業アイロンはそれができません。
というのも、アイロン本体と給水タンクがホースで繋がっていて、物理的に不可能なんです。
家庭用のアイロンもあるのですが、縦にするとスチームが出ないしくみになっているので、スチーマーのような使い方はできません。
そんなわけで実は長年不便に感じてはいたのです。
そんな折、スチーマーでマスクや衣服の除菌が出来るらしい、という話も耳にしたり。
「だったらスチーマー、使ってみようかな?」
遅ればせながら、やっとそう思い始めたのでした。
そこで色々なメーカーの製品を比較検討し、ついに購入しましたー!!
それが、こちら!
Panasonic
衣類スチーマー NI-GS400
まず、この商品を選んだ理由は・・・
- スチーム量が多い 約16g/分
- 給水タンクの容量が多い 160mL
- 本体重量が比較的軽い 950g
- 値段が手ごろ
主にこの4つです。
この中で一番重視したのは「スチーム量」。
1万円以下のクラスで16gはかなり高性能です。
ただし、スチーム量が多ければ良いわけではありません。
というのも、
「スチーム量が多い」→「水が早く減るのでタンクの容量を大きくする」→「重量が増す」
ということになります。
また、高性能になるとお値段もそれなりに高くなります。
そのあたりを考慮しつつ、総合的に判断しました。
給水タンクはこんな感じ。
ずいぶんコンパクトな印象ですが、ちゃんと160cc入ります。
普通のアイロンは電源を入れてからアイロンが温まるまで結構時間がかかります。
これは、立ち上がりがなんと30秒!
お出かけ前の忙しい時は有難い(^^)
持った感じ、重さは普通の家庭用アイロンとほとんど同じか、ちょっと軽い程度。
と、ここで問題が・・・
スチームボタンの位置です。
写真のように、ボタンが親指と人差し指の間にあります。
ボタンを操作するのは親指の付け根を押したり離したりする動きになります。
従って、基本的には親指に力を入れずに本体を持っている必要があります。
ところが、手の平が乾いているとアームの傾斜のために手が滑ってしまい、うまく本体を支える事ができません。
人差し指のところにボタンがあれば良かったのに、と思いますが、この位置にしたのには何か理由があるのでしょう。
せめて人差し指や中指がかかるあたりにお鍋の持ち手に付いているような凹凸でも付けてくれないかな、と思ったりします。
こんなの。。。
パナソニックさんの改良を待っていられないので、対策を考えました。
指が滑らないように、滑り止めのような物をアームの前面に付ければいいんじゃないかしら?
思い付いたのが、買い置きしてあった100均の靴用滑り止め。
これをアームの前面に貼り付けてみました。
ばっちり!
滑らなくなりました~(*^^)v
肝心のスチームした仕上がり具合、気になりますよね?
それでは、素材違いで3種類のブラウスに使ってみましたので、ご覧ください!
どうですか?
初めて使ってみたので、イマイチ上手ではありませんが、どの素材もちゃんとシワはきれいになりました(*^^)v
動画では、ポリエステルは縦方向に伸ばし過ぎて、かえって変な筋が出来てしまいましたが、この後、縦方向と横方向を交互にしてみたら、筋は無くなりました✌
今回給水タンクの半分弱の水で3枚のブラウスの全面を仕上げる事が出来ました。
タンク容量は十分だと思います。
一つ注意していただきたいのは、動かす速度がゆっくり過ぎると、一か所にスチームが集中し、水シミが出来やすいようです。
一度でシワを伸ばそうと思わず、素早く何回かなぞるようにするのが良いみたいでした。
ちなみに、使用する水ですが、仕組みはスチームアイロンと同じですから、やはり水道水ではカルキが心配です。
できれば精製水を使用した方が良いかもしれませんね。
精製水はドラッグストアーや通販で手軽に入手できます。
また、以前「手作り精製水」についてご紹介しました。
ご興味のある方はこちらもご覧くださいね♪
追記
今回検証してみたかったのが「不織布マスクの消毒」。
不織布は熱に弱い素材ですから、アイロンをかける事はできません。
ではスチーマーは使えるのか?
結論から言えば、サッと当てる程度ならOK。
でも念入りに当てると、溶けます。
サッと当てただけで果たして除菌できているのかは不明。
やはり不織布マスクはできるだけ「使い捨て」にして、どうしても再使用したい場合は、アルコール除菌が良いようです(;^ω^)
*******************
というわけで、「衣類スチーマー」、如何でしたでしょうか?
購入を迷っている方の参考になれば嬉しいです(#^^#)
それではまた~(^O^)/
詳しい情報ありがとうございます!
こっちの方が良さそうですね。
検討して、買おうかな〜って思ってます。
こちらも、これからチェックしていきますね!