こんにちは~!
仕事場の謎の異臭除去作戦。
一番怪しそうなバキュームアイロン台周りのお掃除に取り掛かりました。
と、ここで余談ですがバキュームアイロン台についてちょっとご説明してみたいと思います。
これはアイロン台の下に換気扇のファンのような物が仕込まれていて、スチームアイロンの蒸気や熱を素早く吸引してくれる機械です。
下にペダルが付いていて、メインのアイロン台と仕上げ馬とにバキュームを切り替える事ができるようになっています。
洋裁の仕事には無くてはならない物、と言っても過言ではないくらい、これを使うと使わないのとでは、アイロンの出来がまるで違います。
よく素人さんでもとっても洋裁がお上手な方ってたくさんいらっしゃいますが、プロとどこが違うかと言うと、「アイロンの出来」だと私は思っています。
特に化繊なんかはアイロンがなかなか効かなかったりしますが、バキューム台を使う事でピシッとした仕上がりになるんです。
縫い目の多少のピリ付きや、いせ込みの跡などはアイロンでカバーできる場合も結構あって、アイロンが上手だと仕上がりがグッとプロっぽく見えたりします。
また、着物リメイクで欠かせない「解き洗い」。
洗った後にすぐにアイロンで乾かすのが肝心ですが、バキューム台を使うと驚くほど乾きが早いんです。
写真のような工業用はスペースもとりますし、お値段もそこそこしますが、 スペースをとらない小型の卓上用バキューム台、というのもあるんですよ。
洋裁好きな方で、もっと上のレベルを目指したい、という方はバキューム台をお使いになる事をおすすめします(^^)
さて話を戻しますが・・・
写真のバキューム台の左側は工業ミシンがあり、奥は壁。
バキューム台の裏側はちょっとやそっとでは手が届かないので、普段はほとんど掃除もしません。
が、今回はがんばりましたよ(;^ω^)
様々な機械類の電源コードが絡み合う中に、仕事中に落としてしまったのであろう20cm竹尺が数本、生地の切れ端、そして大量のほこり・・・
以前ご紹介した「充電式エアーダスター」。
そしてダイソン。
この二つを交互に使い、二重マスクでホコリと格闘。
そうして数年分の汚れはすっかりきれいになりました!
さあ、次はアイロン台の番です。
写真のモスグリーンのアイロンカバーの上に普段はシーチングの布を敷いてアイロン作業をしています。
シーチングは結構ひんぱんに取り換えていますが、その下はめったにクリーニングしていません。
グリーンのカバーはしっかりと張られた状態でキープされるように、周囲の四辺に金属製の棒がセットできるようになっていて、棒は台にロックできる仕組みになっています。
このカバーのセットが結構たいへんで、取り外しが面倒なのがクリーニングをさぼっている原因なのです。
アイロン台の構造ですが、モスグリーンカバーを外すと、下は固綿マット。
その下は編み目状になった厚手の耐熱シリコンマット(のようなもの)。
その下は丈夫な金属製の網。
マット類を外し、網の下を覗いてみると、「ファン」が見えますが、網を取り外す事ができません。
一方、ペダルの上に10cm程度の隙間があり、床に這いつくばって中を覗くと、中は真っ暗の空洞。
そこで、エアーダスターにはライト機能が付いている事を思い出し、照らしてみると金属の枠にはまったファンが見えます。
幸いにもキッチンと違って油を使ったりしませんので、エアーダスターでホコリを掃ってみるとファンの羽自体は汚れはなさそうです。
内部のホコリをエアーダスターとダイソンで取り除きました。
このライト付きエアーダスター、大活躍です(*^^)v
内部のホコリをきれいにした後は、マット類のお洗濯。
固綿マットとモスグリーンのカバーを60℃のお湯と酸素系漂白剤の中に漬け置き洗い。これを2回。
尋常じゃない真っ黒の水が出てビビりました(;^ω^)
シリコンマットはお風呂場に持って行き、タワシでこすりあらい。
こうして、マット類もすっかりきれいに洗って、セットし直しました!
こうして一番の元凶(だぶん)のバキュームアイロン台とその周辺がきれいになり、気持ちもすっきりさっぱり♪
でも不思議なのは、お掃除していてバキュームアイロン台の内部も周辺も特に異臭などしてなかったんですよね。。。。
確かに今現在異臭がしていないのは、お掃除の成果なのか?たまたまなのか?
そのあたりが気になるところ。
もうしばらく様子を見ないことには何とも言えません。
butしかし!
私の心はすでに次の対策、「強力脱臭器」の効果を試したくてうずうずしているのです!
次回はいよいよ「アレ」を試しますよ♪(^^)
それではまた~(^O^)/