市販のニットシャツにポッケをちょい足し!

こんばんは~!

 

突然ですが・・・

男性って、どうしてあんなにポケットが好きなんでしょうね?

聞いてみたことがあります。

「持ち物を入れる定位置があるんだよ。」
「財布は尻ポケット、スマホは胸ポケット、カード類は内ポケット、ティッシュやハンカチは両脇のポケット、それから・・・」

いやいや、全部バッグに入れればいいでしょ。

って思いますが、「すぐ取り出せる」っていうのがいいみたい。

手作りの服には必ずポケットを付けてあげるのですが、既製服には残念ながらポケットの無い服もたくさんありますよね。

特にニットのシャツ類。

上にジャケットを羽織るような場合はまだ良いのですが、シャツ一枚で出掛けるような時は、ポケットは必須・・・なんですって(;^ω^)

 

さて。。。

以前うっかり買ってしまったノーポケットの長袖Tシャツ。

既製服だと同じ生地はないので、「後からポケットを付ける事もできないなぁ」と思い、着てもらえないままになっていました。

でもよく考えたら、別に同じ生地じゃなくてもいいのよね。
地は黒だし、何か別の生地でも、かえってアクセントになっていいかも。。。

そう思って探してみると、お客様に選んで頂くためのサンプル生地として10cm分だけ買っている端切れたちの中で、このシャツに似合いそうなニット地が見つかりました♪

10cmと言っても、測ってみると部分的には16cmくらいの長さはありそうです。

ポケット口の折り返し分や縫い代などを差し引くと短くなってしまいますが、「裏地付きポケット」にすれば縫い代は最小限ですみます。
それにニット地をポケットにする場合、使ううちにだらしなく伸びきてしまったりすることもありますが、裏地を付ける事でそれを防ぐ効果もあります。

ということで、実際にニット地の裏付きポケットを作っていきましょう(^^)/

 

① 表地と裏地を同じサイズに裁断します。

 

②裏地は縦と横を3mm程度カットします。
重ねるとこのような感じ。

③中表に重ね、周囲をぴったり合わせ、7mmで縫い合わせます。
どこか一ヵ所、返し口として3cm程度縫い残します。

 

④裏地の方が小さいので、裏地側はつっぱり、表地側はたるんでいます。

 

⑤四隅を縫い目に沿って表地側へ折り畳み、アイロンで押さえます。

 

⑥返し口から表に返し、アイロンします。
裏地を小さくしているので表に吹き出しません。

 

⑦ポケット口にステッチをかけてから、シャツに縫い付けます。
写真の目盛りの付いた物は、手作りのミシン定規です。

☆ミシン定規は裏が布ヤスリになっていて、伸びやすい素材を伸ばさず、真っすぐにステッチすることが出来ます。詳しくはこちらをご覧ください。

 

⑧シャツの胸ポケットが完成です。
丈も少し短かったので、余った生地を裾に縫い足してみました。

 

どうでしょう?

平凡な黒Tシャツが、ちょっとおしゃれになったと思いませんか?

本人も気に入ってくれて、さっそく「スマホと眼鏡とティッシュとペン」を入れていました(+o+)

裏付きポケットとは言え、入れすぎてはいけません(;^ω^)

 

洋裁好きな皆さまなら、端切れは山ほどお持ちだと思います。

ポッケのちょい足しで端切れを有効利用してみませんか?

 

それではまた~(^O^)/

 

 

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