こんにちは~(^^)/
ムシムシと暑い日が続いていますね~。
たくさん汗をかくこの季節。
毎日着る服にも「快適さ」が求められますよね。
素材的な事で言えば、通気性が良く、汗をよく吸い取ってくれるような麻やコットンが適しています。
色柄で言うと、青や紺系。
海、爽やかな空などを連想させ、見た目に涼しい印象を与えてくれますよね。
実際、青色は「寒色」の代表で、体感温度を3~4度も低く感じる効果があるそうです。
紺色の代表と言えば「藍染」。
浴衣や甚平など夏の着物では定番ですね。
実はこの藍染、見た目の涼しさもさることながら、「藍」特有の薬効が夏の衣料に適している理由なんです。
その薬効とは、虫除け効果や細菌を抑える効果、抗炎症効果など。
夏の強い日差しから肌を守ったり、蚊を避けたり、また、汗の臭いを抑えてくれたりと、藍染は夏特有のトラブルから私たちを守ってくれる心強い味方なんです。
確かに藍染の服は嫌な汗臭さが染みついたりすることが少ないように感じます。
植物としての藍が加工されて生地に残り、洗濯を繰り返してもまだその効能が続く、というのは驚きです。
あらためて自然の恵みに感謝したい気持ちになります。
ところで、ですが・・・
残念なことに実は私、あまり青色や紺色が似合わない・・のです。
以前カラーリングの診断をしてもらった時も、「最も似合わない色」でした(T_T)
なので、藍染を含めて青色系の服は避けてしまう傾向があります。
身に着けるとしたら顔から離れたボトムの方にしたり。
でも、同じ紺でもグリーン寄りの紺なら大丈夫とか、薄い水色くらいならOKとか、全部が全部だめというわけではありません。
なので、青系の生地をイエロー系の染料で染めてブルーグリーンにしたり、自分で似合う色に加工しちゃうことも。
自分で染めるなんてハードル高そうに思いますが、そんな事はありません。
手軽に手に入る植物染料でイエロー系もたくさんあります。
玉ねぎの皮、紅茶、コーヒー、うこん、ローズマリー・・・
その他にもたくさんあります。
この中で一番手軽で手に入りやすいのが玉ねぎの皮。
紺色の生地を玉ねぎの皮を煮出した染液で煮染めし、ミョウバンで媒染すると、とっても良い感じのグリーン系の青色に変わります。
ただし、今は玉ねぎの値段が上がっているので手に入りやすいとは言えないかもしれませんが(笑)。
カレー粉は良く染まりますよ~(;^ω^)
すごくカレー臭くなるのでは?と思うかもしれませんが、そこまで強烈な臭いは残りません。
冒険心のある方はぜひ挑戦してみてください。
ローズマリーは比較的安価で、とっても良く染まる素材なのでおすすめです。
藍染を家庭でやろうとすると、色々道具や材料を揃えるのが大変ですが、市販の藍染にイエローをちょい足しして色味をちょっと変えるだけなら、意外と簡単にできます。
今までの過去投稿でも染めに関してはいろいろご紹介していますので、良かったらご覧になってみてください。
私と同じように「好きだけど似合わない」という方、他にもいらっしゃると思います。
Tシャツや手ぬぐいなど小さめのものから挑戦してみてはいかがでしょう?
それではまた~(^O^)/