こんにちは~(^^)/
かなり久しぶりの更新になってしまいました(;^ω^)
春ってなにかと忙しいものですねぇ。
スプリングコンサートなどの衣装関係、卒業や入学のためのフォーマルウエアや小物類などの仕事が結構あったりする中での確定申告・・・(;^ω^)
さらに、今年はお孫ちゃまが小学校に上がるので、入学のための袋物などを縫ってあげる、という楽しい仕事も。
まあ、この手の袋物は特に難しい事もないし、何回かはオーダーも受けた事があるので、気楽に考えていたのですが、お嫁ちゃんから「お願いしたいリスト」を受け取って、思わず絶句。。。
手提げ(2種類)、体操着入れ、上履き入れ、防災頭巾カバー、ランチョンマット、ランチョンマット袋(2セット)、ポシェット(移動ポケット)・・・
アイテムは7種類。複数枚必要なものもあるので、実際はそれ以上になりそう。
自分から「作ってあげるよ」と言った事を一瞬後悔した事は内緒にして、
「りょうか~い(^O^)/」とラインに返事。
かくして、生地を買い揃え、仕事の合間になんとか縫い上げて、一昨日、無事届けに行ってきました(#^^#)
それにしてもこの入学グッズ・・・
もちろん市販品を買ったって良いそうなんですが、全部買い揃えたら結構な金額になります。
かと言ってママさんたちが手作りするにしても、材料費がかかる上に、手間ひまも相当なものだと思います。
しかも、息子や娘の時代よりアイテムがかなり増えていて驚いちゃいます。
他にも教材やらタブレットやら水筒やら、昔にはなかった持ち物がいっぱい。
子どもたちの負担を考えると、「もっと持ち物を減らせないのかなぁ」と思わずにはいられません。
話は変わりますが・・・
卒園式や入学式に本人が着るフォーマルスーツ(男の子なので)。
これも作ってあげるつもりだったのですが、「知り合いから借りるから大丈夫」ということでした。
でもお借りしたスーツは大き過ぎて体に合わず、しかも、もう卒園式直前だったので、急遽安い既製服を買ったのだそう。
でも、そのスーツもやはり少し大きくて、結局、卒園式にはズボンの裾と袖口を折り曲げて着せたとのこと。
ちょっと大きいくらいパパママは気にしてない様子でしたが、私は気にします!
「入学式には間に合わせるから」と、キッズスーツを持ち帰り、寸法直しをする事に。
小さくても作りは一人前です。
ジャケットは総裏付きのテーラードカラー、フラップ付き玉縁ポケット。本格的です。
ズボンもちゃんと前ファスナー開き、脇ポケットなど、大人と同じ仕様です。
生地もウールではありませんでしたが、ウールっぽい高見えするような生地で、これで上下で五千円台だというから驚きです。
もちろん国産品ではありませんし、良く見れば裏地やボタン、糸などの副資材の質はそれなりですし、仕立ては確かに雑です。
ですが、私がこんな仕事をしていなかったら、もしかしたら自分もこの値段なら買っていたかもしれないな、と正直思ってしまいます。
何しろ、多分一度しか着ないでしょうから。(卒園式も入れたら2回か・・・)
これを縫って生計を立てている人がいて、需要と供給のバランスがとれているとしたら、それはそれで良しとしなければならないのかもしれません。
複雑な想いを持ちつつも、スーツの肩を詰め、袖丈を詰め、肩パッドを作り替え、ラペルのアイロンをきれいにかけ直し、ズボンのワタリを詰め、裾上げをして、お直し終了。
見違えるようにカッコよくなったスーツを見て、ひとり自己満足に浸るのでありました。
ソメイヨシノに代わってオオシマザクラが少し大きくて白い花を咲かせ始めました。
4月はもうすぐそこです。