ミシンの調子が悪い?そんな時は・・・

こんにちは~(^^)/

洋裁教室の講師をしていて、生徒さんたちから良く相談されること。

それは

「家のミシンの調子が悪いんです~」

とにかく、毎回必ず耳にすると言っても過言ではないほど、良く相談されるお悩みの筆頭です。

と言っても、私が直接生徒さんのお宅に行ってミシンを見て差し上げる、というのはなかなか出来ないので、症状を伺って思い付く事を色々アドバイスして試して頂き、それでも改善しない時は、ミシン屋さんにお願いしてメンテナンスをしてもらうようにお勧めしています。

家庭用ミシンと言ってもメーカーや種類もたくさんあって、実際に見てみないと本当のところ原因はわからないのですが、ミシンの不具合の原因は機械の故障ではなく、単に「使い方が間違っている」という場合が多々あるのも事実です。

また、針やボビン、糸などの付属品の問題だったり、という事もあります。

それらを改めるだけで不具合が改善する事もめずらしくありません。

そこで、ミシンが思うように縫えない時に試してみて頂きたい事をまとめてみました。

 

 

それでは順番にご説明しますね。


1.電源を入れ直す

スマートフォンやパソコンがおかしい時は一旦電源を落として再起動する、というのは多くの方がされていると思います。
ミシンも機械ですから誤作動も起こる可能性があります。
特にコンピューターが入っている多機能なミシンほど、まずは試してみてください。

それと関連した事としては、オプションのフットコントローラーを使っている場合、スタート・ストップボタンとフットコントローラーを同時使用したりすると、誤作動を起こす事があります。
そんな時は、まずフットコントローラーを外して電源をリセットし、改めてコントローラーを取り付けてみてください。


2.上糸を掛け直す

上糸の掛け方が間違っているとか、縫っているうちにどこかの箇所で糸が外れてしまっていた、というのはよく見受けられるパターンです。
上糸はどこか一ヵ所違うだけで縫えなかったり、糸調子が悪くなったりするので、上糸掛けは本当に重要です。

上糸の掛け方は機種によって違うので、わかっているつもりでも説明書を見て、正しく掛け直してみてください。

また、正しく掛けられていると思っても、最後に糸が針の穴の手前で針の周りを一周してしまっていること、ありませんか?
これだけで上糸調子が強くなってしまい、下糸とのバランスがとれなくなります。

また、上糸立てのスペースが狭いミシンで太い巻きの糸を使うと、糸が引っ掛かってうまく糸が送られなくなる場合があります。

具体的には・・・

下の写真の左が通常の家庭用200m巻きの糸。
右が700m巻きの大きいサイズの糸です。

 

もし太巻きの糸をお使いの場合は、普通巻きの糸に変えてみて糸調子を確認してみてください。
もし普通巻きに替えると糸調子が改善する場合は、これが原因だった可能性もあります。

とは言え、良く使う糸は太巻きがお得ですし、せっかく買った糸が使えないのは悲しいですよね?

そんな時は、ミシンの外に専用の糸立てを置いて使う、という方法があります。

家庭用の太巻きだけではなく、工業糸なども使えるので便利ですよ(^^)
良かったらお試しください。

 


3.下糸の向きを確認する
家庭用のミシンはほとんどが水平全回転釜を採用しています。
ボビンケースを使わず、直接ボビンをセットするタイプですね。
この下糸をセットする時、糸が時計と反対周りに巻かれている方向でセットするのが正しいのです。
上の図のような向きでセットするわけです。
ほとんどの方はわかっていらっしゃると思いますが、まれに長年洋裁をなさっている方でも、下糸の向きについては知らなかった、という方もいて、驚く事があります。
「え、こんなことでこんなに変わるの?」と思いますが、下糸の向きはかなり重要なんです。
今まで気にしてなかった、という方はぜひ確認してみてください。

4.下糸の巻き方を確認する
下糸の巻き方というのも糸調子にかなり影響します。
ゆるゆるボサボサと巻かれていたり、巻き方に偏りがあったりすると、下糸が一定のテンションで供給されず、糸調子が乱れる原因になります。
下糸を巻く時、遅いスピードで巻くと、きちっと巻けず、ゆるゆるになってきれいに巻けない事があります。
スピードを手動で変えられる場合は、スピード調整レバーを最大にして巻くようにしましょう。
また、どうしても巻き方に偏りができてしまう場合は、手で糸の上下を誘導してあげて、なるべく均等に巻くようにしてください。

5.新しい針に交換する
針は折れない限り交換しない、という方も結構いらっしゃるようですが、針の状態も糸調子に影響します。
目で見てわからなくても針先は傷つきますし、少しずつ曲がっていくのです。
ある意味、消耗品と考えても良いと思います。
厚手の生地や硬い物を縫ったりした後は必ず交換した方が良いですし、そうでなくても、使用頻度に応じて定期的に交換する事をおすすめします。
そして、針交換で忘れてはいけないのが「ロックミシン」です。
地縫いミシンほど使ってないし、オーバーロック(縁かがり縫い)の場合は出来上がり線に影響しない事もあって、それこそ買ってから一度も針交換をしたことがない、という方もいらっしゃるようです。
教室の生徒さんの中でも、ロックミシンが突然縫えなくなり修理に出すつもりでしたが、針交換をしただけで再び縫えるようになった、という方がいます。
いつ交換したか覚えてない、という方は、とりあえず今すぐ交換しましょう!


6.針の取り付け方を確認する

家庭用のミシン針は、取り付ける上部に平らな部分と丸い部分があり、向きを反対にするとセットできませんので、取り付ける向きを間違える心配はありません。

ですが、取り付ける際、しっかりと奥まで差し込まれていないままにネジをしめてしまうと、糸調子に影響するばかりでなく、針折れの原因になったりします。

特に前の針を外した時、ネジの緩ませ方が甘かったりすると、新しい針が奥まで刺さる前にストップしてしまい、奥まで到達したと錯覚してしまいます。

そんな事にならないよう、よく確認して針を取り付けるようにしましょう。

 

いかがでしょう?
何か思い当たる事や経験された事はありましたでしょうか?

最後に、これはいつもお世話になっているミシン屋さんから教えて頂いた事なのですが・・・

針や糸、ボビンなど、洋裁関係のグッズは100円ショップなどでも売られていますよね?
ですが、値段の安い物は品質が良くない事も多く、そういう物を使ったために肝心のミシンに不具合が出る事もあるそうです。

ミシン針などもよくよく比べてみると針先がザラついていたりして、これでは新しい針に変えた意味がありません。
ボビンも形が真円でなかったり、高さが微妙に違っていて、うまく縫えないような物も中にはあるので、気を付けた方が良いそうです。

せっかくのマイミシン、大切にケアして、長く使いたいものですね(#^^#)

それではまた~(^O^)/

 

 
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