フットコントローラーのトラブル

こんにちは!

いつもご覧くださってありがとうございます(^^)

今日はロックミシンのフットコントローラーについてお話したいと思います。

 

先日、教室で使っているJUKIのロックミシンをセッティングしていた時の事です。

電源を入れたところ、「バチッ!」という音と共に火花が散り、辺りにきな臭い煙が漂いました。

「えっ?」

「何が起きたの?」

見ると、フットコントローラーとコードのつなぎ目部分で黒いビニール(シース)が裂けて、中の電線が何本か断線しているのがわかりました。

こんな事は初めての経験だったので、ちょっとびっくりしてしまいました。

このロックミシンは10年選手ながら現役バリバリ。

しかもメンテナンスから上がってきたばかりで、メスも交換してもらい、快適な縫い心地を期待していた矢先の出来事です。

まさかフットコントローラーの方がダメになるとは・・・(;^ω^)

全ての電線が断線しているわけではないので、ちょっと踏んでみたところミシンはとりあえず動きましたが、このまま使い続けるのはさすがに危ないので、この日は使用を見合わせ、フットコントローラーを買い替える事に。

 

購入にあたり、ミシン屋さんに教えてもらって今回初めて知ったのですが、ロックミシンのフットコントローラーって、メーカーや型番が違っても使い回せるそうなんです。

現行販売されているロックミシンは「baby lock」か「JUKI」の製品が主流ですが、フットコントローラーの差し込み部分の形状はみんな同じなんですね。

なので、ペダル部分の形が違っていても、同じ形状の差し込み口であれば、他のロックミシンのフットコントローラーでも使って大丈夫なんだそうです。

そうとは知らず、今まで何台もロックミシンを買い替えてきましたが、そのたびにミシン本体と一緒にフットコントローラーも処分してしまっていました。

捨てずにとっておけば今回購入せずに済んだものを・・・勿体ない事をしていたものです(;^ω^)

なので、もしこれからロックミシンを買い替えよう、と考えている方は、念のためフットコントローラーはお手元に残しておかれる事をおすすめします。

 

ただ、ひとつご注意頂きたいのは、フットコントローラーの互換性はロックミシンでの話であって、一般的な家庭用ジグザグミシンはお使いの機種に適合する専用のフットコントローラーを使う必要があります。

同じメーカーのミシンであってもコントローラーの互換性があるかどうかは必ずメーカーやミシン店に問い合わせてください。

 

ところで、今回のように一目瞭然の断線ではないとしても、電源ケーブルやコントローラーが正常に作動しないトラブルってありませんか?

実はこういう場合の多くは、単なる接触不良だったりします。

 

これも教室でのケースですが・・・

古いsingerの職業ミシンでしたが、縫い終わろうとフットコントローラーから足を離してもミシンが動き続ける、という世にも奇妙な出来事が起こりました(;^ω^)

コントローラーのケーブルを抜くと止まるのですが、再び差し込むと、ペダルを踏んでいないのにミシンがひとりでに動き出してしまうのです。

実際、ちょっと怖い現象でした💦

でも結局、これって差し込み口の接触不良だったんです。

ケーブルの差し込み部分に「接点復活剤」を塗る事で接触不良が解消され、フットコントローラーは無事に元に戻りました。

この接点復活剤、ミシン以外にも色々な場面に使えて、とっても役に立ちます。

スマホの充電ケーブルだったり、最近の家電製品もUSBケーブルが多くなりましたが、結構接触不良が起きやすかったりします。

ケーブルを買い替える前にダメ元で「接点復活剤」を塗ってみると、結構解消される事が多いので、本当に助かっています。

この前は教室の照明に使っている蛍光管の接触不良にも役立ちました!

スプレータイプもありますが、私が使っている製品はマニキュアタイプで、細かい部分にピンポイントに塗れてとっても便利です。

良かったらお試しくださいね。

それではまた~