こんばんは~(^^)
今日は少し夏が戻ってきたかのような陽気でしたが、9月に入り、とても過ごしやすい気候になってきましたね。
秋生まれの私は、この季節が大好きです。
芸術の秋とか、スポーツの秋とか言いますが、何かを始めたくなるような、そんな季節ですね。
手作り服も、秋冬ものを作りたくなってきます。
深めの色合いのロングスカートとショート丈のノーカラージャケット・・・
ストールをカッコよく巻いて、おしゃれに着こなしたいな。
先日図書館で「ストールの巻き方」という本を見つけました。
巻き方がよくわからずに、ちょっと敬遠しがちなストールも、こんな風にすればアレンジの幅が広がりそう。
最近はキッチン染色にはまっているので、ストールも自分で染めてみようかな♪
そういえば、秋らしい色の代表格ともいえるグリーン。
自然界にあれほどたくさんある緑色の植物たち。
残念なことに自然界に存在する緑の植物を使って緑色に染色するのは不可能だと言われています。
というのも、あの緑色の色素は水に溶けない性質なんだそうです。
例えば緑茶。
お茶の緑色は、液体の色ではありません。
細かいお茶の成分が液体中に浮遊しているために緑色に見えるだけなんです。
水に溶けないと布を染める事はできません。
そういうわけで、昔から天然染料で緑を染めるには、藍で青く染めてから黄色の染料で重ね染めをするのが一般的でした。
ところが染色研究家の山崎青樹(やまざきせいじゅ)氏によって、植物の葉緑素で染色する技法が開発されたのです。
詳しくは山崎氏の著書に書かれていますので、ご興味のある方はお読みになってみては如何でしょうか。
ちなみに「草木染」という言葉は山崎青樹氏の父親で染色家の斌(あきら)氏の命名で、かつては登録商標だったそうです。
その後山崎家が商標権を放棄されたので、現在は誰でも草木染という言葉を使えるようになった、という事です。
「草木染」。。。
素敵な響きですよね?
この山崎氏の著書によると、染まりの良い植物のほとんどは都会に住む私たちにはなかなか手に入りにくい木の枝葉でした。
ところが、この緑染めについて別の文献も色々調べてみると、クロロフィルを持つ野菜や海藻なども山崎氏の技法で緑染めが可能だ、という記述がありました。
実験では「ほうれん草」とか「ワカメ」でもうすいグリーンに染まった、という事。
特に「ワカメ」は日光による退色がほとんど見られなかったそうです。
そうと分かれば、試してみたくなります。
近いうちに、ワカメかほうれん草か春菊あたりで、実験してみようかな(*^^)v
また実験結果など、ご報告したいと思います(*^-^*)
それではまた~(^.^)/~~~