こんばんは!
最近は「洋裁男子」なんていう言葉も聞かれるようになりましたね。
手作りマスクがきっかけで洋裁にハマる男性が増えているようです。
男性が書かれている洋裁ブログなんかも、ちらほら見かけるようになりました。
かつて私のところにも若い男性の生徒さんがいらっしゃいまいしたが、現在は女性のみ。
男子、大歓迎です(^^)/
「縫うらぶ男子」の皆さ~ん、ぜひ一度見学にいらしてくださいね(^O^)/
教室についてはこちらの投稿をご覧ください♪
ところで「女性は方向感覚があまり良くない」という話を聞きませんか?
そういえば以前、「話を聞かない男、地図の読めない女」という本が世界的なベストセラーになりましたよね。
私も読みました。
最近のジェンダー論争とは違い、この本に書かれているような「女性の方向感覚」については科学的、遺伝学的に根拠のある話なんだそうです。
生物学的な女性の特徴の一つ、という感じなんでしょうね。
私の娘も相当に方向感覚に難点がありました(笑)
時々、右と左がわからなくなるそうです。
そういう時は、「今、お箸を持っているから、この手が右!」と言って思い出すそうです(;^ω^)
いやいや、冗談ではないのです。
その証拠に、私の周りにも似たような方が結構いらっしゃるんですよね。
そういう方は圧倒的に女性です。
で、この「方向感覚」。
立体図形を俯瞰して見る感覚、と言い換えてみると、洋裁ではかなり大事な要素なんです。
平らな生地をどうやって立体の服に組み立てていくか。
これを平面の状態でイメージする事が大切です。
私がまだ勉強中だった頃は、一つの作品に取り掛かるにあたって、必ず計画書を作っていました。
ノートの左側のページに、頭の中で考えた手順や、具体的な縫い方、糸は何を使うか、参考書はどの本の何ページを参照するのか・・・それらをあらかじめ書いておきます。
そして実際に計画書に沿って作業を進め、途中で何か変更やアクシデント、新たな発見など、メモすべき事があればノートの右側のページに記入していきました。
そうやって1作ずつ記録をつけていった事が、後になってとても役立ったように思います。
私が考えるに、洋裁で大事なのは「手順」なんです。
まず全体像のイメージがあり、そこに到達するために何から始めて、どういう手順で進めていくか。
このイメージを最初に持つのと持たないのとでは、作業の進み方が全然違います。
縫っては解いたり、わからなくなって途中で投げ出す、なんて事もなくなりますし、一度頭の中でやっている事ですから、どんどん手が動きます。
作業がはかどり、仕上がりの満足度も格段に上がります。
とにかく、まず頭のなかでシミュレーションをしてみる事。
これをやってみてください。
イメージできない部分は「仮説」で構いません。
そして、検証&記録。
この積み重ねで、服作りの理解度が飛躍的に上がります!
そうすれば、ますます洋裁が楽しくなってくること、間違いなしです♪
ぜひぜひ皆さん、やってみてくださいね~(*^^)v