「学生服届かない」ニュースで思う事

こんにちは~(^^)/

昨日のニュースで、東京多摩地区で「新入生の学生服が届かない」というニュースが流れました。

問題の学生服は「ムサシノ学生服」。

はい、うちの2人の子どもたちもお世話になりました。
吉祥寺店に受け取りに行った事もあります。
洋裁の仕事をしている関係で、採寸会のお手伝いに行った事もあります。

そのニュースを見てから、夕方、うちの前あたりを白くて平べったい衣装箱のような物を抱えて車から降りてくる男性を目撃しました。

「もしや?」と思い、通りすがりに箱を見ると、「ムサシノ」の文字が!

「やっぱり!」
「入学式前日の夕方にやっと到着とは!」

もしかしたら今日中に届かない人もいるのかもしれません。
本人やご家族はさぞご心配な事でしょう。

それにしても、「ムサシノ」というくらいだから、武蔵野市や周辺の市の学校を受け持っているのだと思っていましたが、八王子あたりまで受け持っていたとは知りませんでした。

一体、ムサシノさんは何種類何着の制服を作っているのでしょう?
しかも、公立中学は別としても高校の制服は、正確な発注は入試、合格発表、採寸会などが済んでからですから。
ほんの数か月間で膨大な数を生産しなければならない、という事。

もちろん、実際の縫製はムサシノ学生服と契約している縫製工場さんたちだと思います。
想像するに、多分、制服縫製専門というわけではないでしょう。
この時期以外は、多分一般のアパレル縫製をしている工場さんだと思います。

私は同業の縫製工場さんたちがコロナ禍でどれほどの苦境に立たされているかを耳にしてきました。
倒産、廃業、業種替え・・・

ステイホームの影響は飲食店だけではないのです!
もちろん、苦境に立たされているのは繊維業界以外にもたくさんあると思います。
なのに、支援や補助は全然行き届いてはいないのが現状。

そのツケが学生服の遅れにつながっている・・・
そう思います。。。

とは言え・・・
なんとか全員無事に制服が届き、今日の入学式を迎えられる事を願うばかりです。

ロシアのウクライナ侵攻やコロナ不況。
世の中は不条理だらけですが、こんな時でも私たちにできるのは、

「明るい未来を信じ、自分の出来る最善を尽くす事」

ですよね?

さあ、今日もお仕事がんばろ(*^-^*)