ミシン糸のセットの仕方、間違えてませんか?

こんにちは(^^)/

日常的に洋裁をされる方は、ミシンはあたりまえのように使いこなしていらっしゃると思います。

使い方をいちいち取説で確認する事なんてほとんどありませんよね。

では、あなたが家庭用ミシンを使っていらっしゃるとして、ミシン糸をセットする時の「糸コマの向き」、本当に正しいでしょうか?

 

多くの家庭用ミシンは、上部に糸コマをセットする棒が横向きに付いていると思います。

こちらは私がミシン刺繍用に使っている唯一の家庭用ミシンですが、こんな感じ。

 

では糸かけの向き、次のどちらが正しいでしょうか?

①が・・・

②が・・・

 

正解は②です(^^)

そんなの知ってるよ~っていう方は👍

そうなんです。

糸をセットする向きはちゃんと決まっているのです。

それはミシン用の糸の撚り方向と関係していて、ミシンの糸掛けの構造上、この向きでセットするときれいに縫えるようになっているのです。

お使いのミシンの説明書を開いていただくと、このように糸をセットする向きの事も図解してあるかもしれませんので、もし知らなかった~、という方は一度ご確認頂ければ、と思います。

でも、もしかしたら

「私は逆にセットしていて普通に縫えるけど~?」

という方もいらっしゃると思います。

でも、これが糸調子に影響するんですよね。

 

公私ともにお世話になっている小金井のミシン屋さん「アイミ商事」さん。

こちらのOさんが書かれているブログが勉強になる、と以前ご紹介したことがありましたが、最近の投稿で、この糸コマのセットについて詳しく書かれているので、ご興味のある方はぜひ読んでみて頂きたいです。

https://www.aimishouji.co.jp/archives/1137

特に、理由もわからないけど、突然きれいに縫えなくなった!という方はぜひチェックしてみてください。

 

ちなみに、工業ミシンや職業ミシンの糸立ては垂直に付いています。

工業糸なら上下がはっきりしているので、糸の向きを間違える事はありませんが、では職業ミシンで家庭用の糸を使う時、どの向きにセットすべきでしょうか?

家庭用ミシンの場合の正しい向き(写真②)の状態を右90度に起こした向きが正解です。

 

ちなみに、私が工業ミシンで家庭用糸を使う場合、高さが低いので、下にロック糸の空コマを置いて下駄をはかせ、上には家庭用の糸コマ押えを乗せて使っています。

良かったらお試しください(*^-^*)

 

それではまた~(^O^)/