こんにちは~
以前「アイロンのかけ面を汚さない方法」というテーマをこのブログで取り上げた事がありました。
接着芯や伸び止めテープを貼る時、スプレー糊を使用する時など、糊がしみ出てアイロンのかけ面を汚してしまう対策として、当て布やアイロンカバーをしましょう、という内容でした。
この時、おすすめアイテムとしてご紹介したのが、
- メッシュ当て布
- クッキングシートまたはフライパンホイル
- アイロンカバー(フッ素樹脂製)
これらのアイテムは糊によるアイロン面の汚れに有効ですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
ではそれぞれ見ていきましょう。
【メッシュ当て布】
〇メリット
耐久性がある。
蒸気を良く通す。
アタリの出やすい生地のテカリ防止にもなる。
〇デメリット
生地にメッシュの跡が付いてしまう場合がある。
【フライパンホイル】
〇メリット
コーティング加工が施されているため、樹脂糊が付きにくい。
アルミ製なので熱伝導率が高く、アイロンの温度を保ったままかける事ができる。
〇デメリット
ホイル自体が高温になるのでやけどの危険がある。
下が透けて見えないので、芯の位置がずれても気付かずに貼ってしまう。
破れやすく、耐久性に欠ける。
【アイロンカバー】
〇メリット
アイロンに直接装着するので、当て布のようにいちいち被せる手間が省ける。
フッ素加工のため、間違えて芯の糊面をかけてしまってもカバー自体に糊が付着しない。
〇デメリット
アイロンが高温の状態でカバーを着脱する際、やけどの危険がある。
長年使用すると先端が割れてきて、生地を傷める恐れがある。
値段が高い。
【クッキングシート】
〇メリット
シリコン加工のため、糊が付きづらい
ペーパーに凹凸がないので、生地に跡が付かない
裏表使えて耐久性がある。
下が透けて見えるので便利。
安価でどこでも入手可能
用途に応じた形・サイズに自由にカットできる
〇デメリット
ほぼ無し!
どうでしょう?
クッキングシート、最強じゃありませんか?
洋裁をされる方なら、すでに使っている方もいらっしゃると思います。
ただ、ここまでクッキングシートの良さに気付いていらっしゃる方は少ないのではないでしょうか。
何しろ、芯貼りに限らず、デリケートな生地のアタリ防止、ツイードや別珍のような毛羽立ちがアイロン面に付着するのも防げます。
多用途に使い回しているにも関わらず、意外にもかなり耐久性もります。
万が一痛んでも、惜しげなく取り換えられるのも嬉しいですね♪
キッチンに常備している方も多いと思いますが、洋裁用にもう1本買っておくのをおススメします。
もちろん、他のアイテムにもそれぞれの良さがありますし、ひとそれぞれ好みもあると思いますので、自分に合った方法で使い分けてくださいね(#^^#)
それではまた~(^^)/