自宅クリーニングはやっぱりコレ!

こんにちは~(^^)/

いつもご覧くださってありがとうございます(#^^#)

 

今年の春はちょっと寒い日が多かったので、冬物をしまうタイミングが少し遅くなってしまった方も多いのではないでしょうか。

以前このブログでもご紹介した、自宅クリーニング剤「ハイ・ベック」。

ここのところ、偶然知り合いや生徒さんから尋ねられて、この製品をご紹介する事が続いたので、また久しぶりにブログで取り上げる事にしました。

私がこのハイ・ベックを使い始めたのは3年前ですが、それ以来、自分の服に関してはドライクリーニングに出す事は無くなりました。

なにしろ、家で簡単にドライマークの製品を洗う事ができるのです。

しかも、石油系溶剤を使う事もなく、いやな臭いもなく、しかもドライクリーニングよりもさっぱりと綺麗になるのですから、これは使わないという選択肢はありません。

※ハイ・ベックについてはこちら1こちら2で詳しくご説明していますので、初めての方はご覧になってみてください。

 

それで、今日は実際私がこの製品を3年間使ってみた感想やおすすめポイントについてお話致しますね。

 

〇何でも洗える!

セーター、ウールのコート、ダウンコート、シルクブラウスなどの洋服全般はもちろん、布団、毛布、カーテンまで、ほとんどの物が洗えます。

先日もダウンコート2着洗いました。

羽毛が固まったり潰れたりする事なく、ふっくらと洗い上がっています!

ただし、注意したいのは、「洗えるのはキルティング加工されている物に限る」という事です。

キルティングしていないダウンは羽毛が偏ったり固まったりしてしまう恐れがあるからです。

左の紺の物はキルティングではないのですが、圧着加工されたシームレスダウンなので、問題ありませんでした!(洗濯表示はドライマークです)

同様に羽毛布団も洗う事が出来ますが、羽毛は軽いので洗剤液の中に全体を浸す事が難しく、すぐに浮いてきてしまいます。

ただ、基本的にハイ・ベックは回転洗いではなく、浸けておくだけで良いので、浸け置く時間を少し長めにして、途中上下を返してあげると良いと思います。

 

〇洗い上がりが美しい✨

特に黒や紺などの濃色の服を洗うとわかるのですが、ドライクリーニングの時よりも、色が鮮やかになるんですよね。

たとえば、だいぶ着込んだ黒のパンツが、経年劣化でちょっと白っちゃけた感じになったり、という経験はありませんか?

そんな服もハイ・ベックで洗うと、黒が蘇るんです!

同様に、いつもは普通の洗剤で洗っている普段着も、時々ハイ・ベックで洗ってあげると、それだけで何だか若返ったようになるから不思議です。

色だけではなく、柔軟剤を使っていないのに手触りはふっくら柔らか!シワになりにくいのも嬉しいポイントです。

 

〇使うのは少量。だからコスパが良い!

家族構成、使用頻度にもよると思いますが、シーズンオフにドライクリーニングに出していた服だけを洗うのなら、1ボトルで2~3年は軽く持つと思います。

その間のドライクリーニング料金に換算したら、かなりコスパが良いと言えるでしょう。

私は仕事でも使いますが、それでも2年以上は持ちました。

 

 

さて、良い事だらけのハイ・ベックですが、一つだけ注意点があります。

 

※紳士物のジャケットは注意が必要

基本的にジャケットも洗えるのですが、私の経験から言うと、「アイロン仕上げ」が難しいと思いました。

特にメンズジャケットはかっちりとした形に仕上げなければならず、肩周りやポケットの周囲など、立体的な部分は結構苦労しました。

クリーニング店は人体形の立体プレス機で仕上げるので、家庭ではちょっと真似ができません。

そういう場合は、自宅で洗い、プレスだけを頼めるクリーニング店もあるようなので、利用すると良いと思います。

 

ところで、ハイ・ベックには「おしゃれ着の仕上げ剤」というものも販売されています。

プレミアムドライで洗った後にこちらの仕上げ剤を使うと、繊維にコシやハリ、しなやかさ、光沢などがプラスされ、最高の仕上がりです✨

こちらの「コーティング・ハード」と「コーティング・ソフト」は単独でも使えますが、2種類を色々な配合で混ぜ合わせて使う事で、素材に適した風合いを作る事ができるのです。

私は着物リメイクの仕事をする時に、解いた着物地をプレミアムドライで洗った後、必ずこの仕上げ剤を使います。

古い絹織物は経年劣化しやすいのですが、仕上げ剤を使うと繊維が補強されて、ハリやコシ、ツヤが増しているのが明らかにわかります。

解く前の着物の時とは別物のような仕上がりです!

着物リメイクをされる方にはぜひ使ってみて頂きたいと思います(^^♪

ただ、使い方には注意も必要で、特に「コーティング・ソフト」にはシリコンが配合されていて、それがなかなか水に溶けにくいようです。

よく溶けていない状態で濃色の物を仕上げると、シリコンが生地に白く残ってしまう事があります。

なので、私は「コーティング・ソフト」を溶く時は、目の細かい洗濯ネットの中に液を入れ、それをぬるま湯の中で揉むようにして溶かしています。

こうすると溶け残りが生地に付着する事がありません。

これからお使いになる方はお試しくださいね(^^)/

 

このようにハイ・ベックで丁寧に洗っておいた衣服は、来シーズンは気持ちよく着る事ができます。

身体にも環境にもやさしい「自宅クリーニング」、ぜひお試しください(^O^)/

 

それではまた~(^^)/