こんにちは~
いつもブログをご覧くださり、ありがとうございます!
今日はSNSのハウツー動画についての話題です。
ソーイングに興味のある方は、YouTubeやInstagramなどでソーイング動画、ご覧になりますよね。
教室の生徒さんたちも、ほぼ漏れなく見ているようです。
先日も20代の初心者さんの生徒さんにアイロンのかけ方を指導していたら、
「すごーい!こういうライフハック、知りたかったんですよね~」
とい言われて唖然としました(;^ω^)
いやいや、ライフハックではなく、れっきとした洋裁技術なんですけどね( 一一)
また、生徒さんからは
「この前YouTubeで見た○○○のやり方、やってみたいです」
というリクエストが結構あります。
もちろん、色々な情報に触れたり、他の人のやり方を知るのも勉強になる事はあります。
ただ昨今の動画は、ただ単に手品のように訳の分からない速さで縫って見せて、時短や手抜きを推奨するような内容が多いものが目立ちます。
確かに視聴回数をかせぐには、ちょっと奇をてらった事をやらないと見てももらえない、という現実がありますから、同じ発信する側としてはある程度の理解はできます。
ただ、発信者の意図が「いいね」をかせぐ事であって、「従来より縫いやすい方法なので、共有して人の役に立ちたい」というマインドはゼロなのでは?と思わずにはいられない事がほとんどです。
例えば、最近生徒さんからリクエストがあったのですが、前身頃が全あきではなく、途中までの「短冊あき」のケース。
動画では、何か一枚の当て布を使って、縫って、切って、折って、折って、縫うと、はい出来ました!みたいな・・・
そもそも、この手の動画は誰に向けての情報なのか?
工業ミシンを使っているから縫えるようなものの、こんなに折りたたんで分厚くなった布は家庭用ミシンでは縫えませんし、しつけもせずに初心者さんがズレずに縫えるわけがありません。
それに、出来上がりの裏側の状態、縫い代の状態など、決して見せませんし、都合の悪い所はもれなくカットされています。
わかる人間が見れば突っ込みどころ満載なのですが、やった事がない人ほど鵜呑みにしてしまうようです。
日頃洋裁を教えている側の人間は、経験値や習熟度の異なる生徒さんに対してどのように教えるかに、日々頭を悩ませています。
できるだけ無理なく無駄なく、それでいて基礎はきちんと身に付けて欲しい。
「時短」や「ずるい」やり方だけを見続けていると、ちゃんと接着芯を貼るとか、正確さを求められる部分は「しつけ」をかけるとか、そういう事が無駄だと感じてしまいます。
動画は確かに手軽でお金も掛かりませんが、初心者さんにはある程度の基礎はきちんとスクールなり洋裁本などで学んでほしいのです。
ある程度の経験や知識が出来てくれば、この動画が参考にするに値するのか、ただのショーなのか、見極められるようになると思います。
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今日は発信する側の自分への戒めを込めつつ、ちょっと辛めの内容でしたが、ソーイングを愛する方への参考になれば幸いです。
それではまた~(^^)/