何だか90年代ポップスのタイトルみたいですね( ^^) _U~~
少し前に「黄緑に魅せられて」というトピックを書きましたが、その時に衝動買いしたコットン生地の写真をご紹介しました。
日々仕事に追われ、なかなか自分の服を作る時間が無いのですが、昨日少し時間ができましたので、その生地で簡単にできるスタンドカラーシャツを作りました♪
こ~んな感じ。。。
なかなかの蛍光ペン色ですよね?^^;
お揃い生地マスクの同時着用はさすがにショッキングなので、あれはあれで別の日に着けております(^_-)-☆
ところで、シャツと言えば付き物の「ボタンホール」。
縫うLOVEの皆さまはどうされてますか?
「ちょっと苦手・・・」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私の周りでも
「そもそもボタンホールのある服は作らない」
「自分のミシンがボタンホール機能があるかどうかもわからない」
「やってみたけどうまくいかないから、もうやらない」
・・・
そんな声をよく聞きます。
もちろんボタンホールが縫えなくても「手でかがる」とか、「スナップにする」とか、「ループ&ボタンにする」とか、他に方法もあります。
「玉縁ホール」という方法もあります。
ちなみに、こちらが玉縁ホール↓
手でかがったホールがこちら↓
でも自分のミシンでボタンホールが縫えれば、間違いなく手作りの幅も楽しさも広がります。
まずは自分のミシンの説明書を開いて、ボタンホール縫いの機能があるかどうかを確認してみましょう。
説明書をなくしちゃった、という方。ご安心ください。
ミシンメーカーはたいてい、製造中止になっている古い型のミシンでも、取り扱い説明書をネットで公開しています。
型番さえわかればPDF形式でダウンロードできるはずです。
型番はミシンのどこかに必ず記載があるはずなので、探してみてくださいね。
ボタンホール縫いのための「押さえ金」が見当たらない、または失くしてしまった、という方もいらっしゃるでしょう。
心配要りません。押さえ金は単品でも購入可能です。
同じメーカーなら他機種と互換性のある場合もあります。
ぜひメーカーサイトをご覧になったり、ミシンショップにお問い合わせください。
かなり古い型のミシンだと、そもそもボタンホール機能が無い場合もあります。
ボタンホールの基本はジグザグ縫いなので、ジグザグミシンであれば手動で作る事も可能です。
ですが、これはなかなか大変な作業です。
実際私もやってみたことがありますが、かなり練習しないときれいには出来ません。
では古いミシンを使っている方はどうしたら良いでしょう?
古いミシンにも愛着があるのは良くわかりますし、新品のミシンに買い替えた方が良い、などとは決して思いません。
でも最近は手作りマスクブームもあって、ミシンがとても手頃な値段で販売されています。
ボタンホール機能が普通に付いている中古ミシンもたくさん出回っています。
ボタンホール専用機として一台お求めになるのも一つの方法ではないでしょうか。
なんて、怒られそうですね・・・^^;
最終的には「ボタンホール業者さんにお願いする」という方法もあります。
ご自身に合った方法で良いので、ボタンホールのある洋服にチャレンジしてみてください。
ところで先ほどの蛍光ペン色シャツのボタンホールですが、私が刺繍専用に使っている家庭用ミシンで縫ったホールです。
なかなか綺麗ですよね?
実はつい最近まで、私は私物のホールは職業ミシン専用の「ボタンホールアタッチメント」を使っていました。
(オーダー品は100%業者さんに外注しています。)
試しに職業用アタッチメントでも縫ってみたので比べてみてください。
3つ並んでますが、右から
- 細幅で一度がけ
- 細幅で二度がけ
- 太幅で一度がけ
(ホール縫いのみで、穴は開けていません)
ちなみに、アタッチメントではネムリ穴の形は基本的にこの形です。
ジグザグの密度(縫い目の長さ)も変えられないので、しっかりさせたい時は二度縫いします。
振り幅は(細、中、太)の三種類です。
両端のかんぬき止めはありません。
どうでしょう?
なんか家庭用も職業用アタッチメントもそれぞれに良いですよね?
いままでアタッチメント一択、と思い込んでいた私も考えを改めた次第です。
家庭用はジグザグの振り幅、縫い目の長さなど色々調節できますし、ニット用に「芯糸」を入れたホールが縫えるなど、なかなかの優れものなんです。
押さえ金にボタンを直接挟み込むとミシンが勝手にホールの大きさを判断して縫ってくれる、というのも、何だかとってもおりこうさんです。
この方法を最初に考えた人は天才だ、と思っちゃいます!
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というわけで、今日はボタンホールについてあれこれ語りましたが、如何でしたでしょうか?
手作りマスクで初めてミシンを使った、という方たちも、もっともっと洋裁の楽しさを知って、一人でも多くの「縫うらぶ」仲間が増えればいいな、と思う今日この頃です(o^―^o)